京都御所を歩く~2

内郭(ないかく)の西側から建礼門(けんれいもん)を経て紫宸殿(ししんでん)へ

光厳天皇(こうごんてんのう)が元弘元年(げんこうがんねん)(1331)即位して以降明治2(1869)年に明治天皇が東京に移るまで京都御所が皇居とされたのである。紫宸殿(ししんでん)は、天皇の即位礼(そくいれい)などの重要な儀式(ぎしき)を執(と)り行う最も格式(かくしき)の高い正殿(せいでん)である。入り母屋(もや)桧皮(ひのきかわ)葺きの高床式宮殿建築で、南面(なんめん)して建てられている。中央に天皇の御座(ござ)、「高御座(たかみくら)」、その東に皇后(こうごう)の御座「御帳台(みちょうだい)」が置かれている。全面には白砂の南庭(だんてい)が広がり、東側に「左近(さこん)の桜」、西側に「右近(うこん)の橘(たちばな)」が植えられている。

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