吉野川の伝統漁法 シラス漁

闇夜に浮かぶ大河の幻想

Masayoshi Hirose   2014/09/01によって

ここ吉野川は徳島平野から紀伊水道に注ぐ四国一の大河。毎年11月から4月頃までの厳冬期、多数のシラス漁を行う船が、この吉野川に多数繰り出す。その光景は色とりどりの集魚灯を照らして水面を滲ませるとても幻想的なもの。

シラス漁とはウナギを養殖する為に天然のシラスウナギ(ウナギの稚魚)を捕獲する漁である。シラスは干潮から満潮に変わった際、潮に乗って河口から川を溯上してくる。そして光に寄り集まる習性を利用し、新月(闇夜)の午前0時~4時頃まで煌々と集魚灯を焚いて水面に浮き上がらせ、掬いあげる伝統的漁法である。

Masayoshi Hiroseさんによって撮影されました
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