『ボスボラス・ハサン』は、トルコ料理を日本に広めた先駆者。
オーナーシェフのハサン・ウナルさんは14歳から料理人の道を歩み、イスタンブールでレストランを経営。1987年にトルコ料理店のシェフとして来日し、1993年には念願の独立を果たした。 大人になったら「世界で認められる人になりたい」というのが子供のころからの夢。幼少時代から人一倍人を喜ばせることが得意で、そして食べることがなによりも大好き!そこで彼が選んだのは調理人の道だったそう。
来日当時の日本では、トルコという国もトルコ料理もほとんど知られていない状態。特にオープン当初は、お客さんが2、3人しか来ない日もあったそう。そこで、まずはトルコを多くの人に知ってもらうことからはじめた。各企業とのコラボレーションや講演、料理教室、テレビ、雑誌、新聞など様々なメディアを通じて、トルコ料理の普及に努めたのである。
味付けについても、トルコ料理の味を守りながらも、塩や油を控えめにするなどの工夫を重ねていった結果、少しずつお客さんが増えていき、1年半後には連日満席が続くようになった。
2008年1月、市ヶ谷に2号店をオープン。続けて新宿に3号店もオープン。創業以来の現地そのままの味をかたくなに守り続け、高い評価を得ることで、ゆるぎない基盤を築き上げたボスボラスハサンは、多くの人々を魅了してきたのである。
定番「ドネルケバブ」や伸びることで知られている「トルコアイス」はもちろん、羊肉の角切りといっしょに野菜を煮込んだ鍋料理「チョバン ガウルマ」や、木の葉形の生地にチーズや挽き肉を包んだ「トルコピザ」などメニューも豊富。 スパイスをきかせた肉料理やなすやトマトがたっぷりの野菜料理に加えて、イワシ、サバなどを使った魚料理も充実している。
<新宿店> 毎週水・金・土
<市ヶ谷店> 毎週木
<新宿二丁目店> 毎週金
上記の期間ではベリーダンスのショーも開催される。目の前で繰り広げられるダンスは激しくも官能的、エキゾチックな女性の美しさを再確認させてくれる。