日光湯元温泉 温泉寺

1200年の歴史をもつ源泉

中禅寺湖や華厳の滝など、奥日光を発見した勝道上人は、788(延暦7)年に湯ノ湖の近くに温泉を見つけ、背後の山に薬師如来をお祀りした。これが療養延年の湯を寺の中に引く日光湯元温泉寺の始まりである。江戸時代、温泉寺は輪王寺の管理となり、入湯には日光奉行の許可を要するなど、大切に保護されていた。温泉寺の傍に広がる湯ノ平湿原は、1200年の歴史を持つ源泉で、湯気の上がる湿地からは、厳かな気配と大地の息吹を感じる。

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