滋賀県彦根市にある国宝「彦根城」は、現存の天守として知られています。戦国時代から江戸時代にかけて活躍した井伊直政公の息子、直継公が築城したお城です。
敷地内にある「玄宮園」はかつての大名庭園で、国の名勝にも指定されています。1677年に、彦根藩主4代の井伊直興公によって整備されたと伝えられています。庭園部を玄宮園、そして御殿部分を「楽々園」と呼んでいます。
中でも「臨池閣(りんちかく)」はとても風情ある建造物で、園内の絶景スポットとしても知られています。幕末に活躍した井伊直弼公が、接待の為に使用したという記録も残っています。日本庭園はとても美しく落ち着いた雰囲気で、心安らぎます。
玄宮園では、毎年9月に「観月の夕べ」が開催されます。ライトアップが行われ、紅葉の美しい景色を堪能することが出来ます。
(注:彦根城(玄宮園含む)は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休業しております。再開時期については公式ホームページをご参照ください。)