「妙法寺」は、鎌倉屈指の「苔寺」として大変有名です。1253年に創建された寺院ですが、その後残念なことに焼き討ちにあってしまいました。1353年に再興された際、お寺の名前を妙法寺と改めて現在に至っています。
境内にある「仁王門」の奥へ進むと、一面苔むした緑色の階段が現れます。現在では通行禁止となっている為、階段を上った先にある「法華堂」へは横にある細い階段を使います。苔の階段は法華堂の近くから見下ろすことが出来て、上から眺めても美しいです。法華堂とこの苔の階段は、江戸時代に水戸徳川家が寄進したと伝えられています。
自然豊かな境内には、メインの苔の階段以外にもいくつか階段があります。どれも苔むしていて歴史が感じられるだけでなく、境内を散策しているとどこか落ち着いた気分になります。
妙法寺へは、JR鎌倉駅から徒歩約15分で到着します。近くには「八雲神社」や「安養院」などの神社仏閣もあり、一日中観光が楽しめます。妙法寺の苔寺はとても美しいので、鎌倉でおすすめする観光スポットです!