グラバー園

美しい西洋建築

長崎市にある「グラバー園」では、イギリス人商人であるトーマス・グラバーの旧邸宅や歴史的建造物などが見学出来ます。「旧グラバー住宅」などは、2015年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一部として世界文化遺産に登録されました。

旧グラバー住宅はバンガロー風様式の建物で、日本最古の洋風建造物として有名です。開国後の1859年に来日したグラバーは、武器商人として活躍し、日本の近代化にも大きく貢献した人物です。グラバー園に移築された「旧三菱第2ドックハウス」は、均整のとれた洋風建築です。ドックハウスとは、船がドックに停泊している期間に乗組員たちが宿泊する施設のことです。

園内には、「西洋料理発祥の碑」が建てられています。長崎で開業した日本初の西洋料理レストラン「自由亭」は、1974年にグラバー園に移築されました。当時レストランは大変繁盛し、旧自由亭は現在喫茶店として利用出来ます。

グラバー園のすぐ近くには「大浦天主堂」もあるので、一緒に観光することをおすすめします。

(注:グラバー園は2020年4月現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休業しております。再開時期については公式ホームページをご参照ください。)

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