京都洛北、北白川通りを東に進んでいく、住宅地が密集し道が狭い。昔から住みなれた京都らしい街並みである。
しばらくすると詩仙堂の表示が見えるが、この日の目的地はここではない。詩仙堂の前の細い道を左にそれて約50m程進んだ処にある圓光寺だ。この寺院、時の権力者 徳川家康公が開いた洛陽学校が始まりだ。開かれた校風にて多くの学僧や絵師、文人を輩出している。日本文化の発展に大きな役割を果たしたと云えよう。その大きな功績を残した寺院は今はとてもひっそりと洛北の地に佇んでいる。
池泉回遊式庭園”十牛の庭”を味わうべく一昨年、12月の初旬に訪れた。
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