沙羅双樹の寺

形美しきもの永遠には保てず

今年6月末、沙羅双樹の寺、東林院 ”沙羅の花を愛でる会”に訪れた。

 日本にある沙羅双樹の花は釈迦入定時に一斉に花開いた沙羅の花ではない。夏椿(=姫沙羅)がいつのまにか、すり替わったようである。もちろん「平家物語」にうたわれた沙羅双樹も夏椿のようだ。いずれにしても私は改めてこの沙羅双樹の儚さと精一杯咲き尽くす健気さを感じ、穏やかな心で愛でることにした。

普段一般公開されていないこの寺院、「初春を祝う会」や「梵燈のあかりに親しむ会」など、(今回の「沙羅の花を愛でる会」も含め)季節ごとの特別公開が催されている。

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