京都大本山妙心寺は私のお気に入りの寺の一つだ。というのも行く度に、どんな面白い物に出くわすか見当もつかないからだ。金牛院 (きんぎゅういん) を訪れた際、外門が開いていたので入ってみると、内門は閉まっていた。諦めて帰ろうとしたその矢先、何かが目に飛び込んできた。えっ、何? おっ、あれは何だ? あっ、ここにも! 最初の発見は華麗な松の木にぶら下がる石だった。枝のバランスを取るために吊り下げているらしい。二番目は面白い木像だ。三番目が中庭にいた上半身裸の僧侶。汗水流して砂紋を描いている。これら全ての掘り出し物は、帰る間際たった5分間の収穫だった!
大本山妙心寺塔頭シリーズ
[1] 大本山妙心寺を歩く [2] 大法院庭園
[3] 桂春院庭園 [4] 金牛院の異国美
[5] 気まぐれ散歩のご褒美
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