東京はもちろん経済基盤が整い、ビジネスのスタートアップのしやすさや人材の確保などにおいても優れていると言えますが、しかし、家賃の高さや子供を育てにくい環境など、住みやすさの面で東京は更に改善が必要なのは間違いないでしょう。では、東京以外の都市で経済成長のポテンシャルがあり、また人々が暮らしやすい環境の都市はあるのだろうか?
それは福岡市です。
2017年に行われた野村総合研究所のリサーチによると、ローカルハブになるポテンシャルを持った「成長可能性都市」の1位として、福岡市を挙げています。また、同じく2017年10月に掲載された英国の経済紙フィナンシャル・タイムズにおいても、福岡市が日本のシリコンバレーになりうる可能性を示唆しています。
その理由は、福岡市は日本の経済特別区のひとつとしてのステータスを掲げ、日本自治体初のスタートアップヴィザの発行などで、RSのような海外からのITビジネスを受け入れやすくしていることを挙げています。
また、福岡市は幸福度の高さ、余暇の充実度、操業を促す風土においても100都市中で第1位。そして、空港、新幹線、港へのアクセスも良く、移住・外部からの人材受け入れにも優れた都市と言えるでしょう。そして、大濠公園を始め緑も多く、海が近いことから新鮮な海鮮料理も楽しめるだけでなく、社・寺院、旧跡も多数あり観光スポットとなっています。