みなさんは朝食に「ザクッ」という音を楽しむ“パン派”?それとも「ホクホク」の湯気を楽しむ“ご飯派”どちらでしょうか?筆者はちょうど半分半分と言った何とも中途半端な立ち位置の人間です。(笑)
というのも最近、朝食にパンを食べる人が増えているんだとか。nippon.comの「コメを食べなくなった日本人(https://www.nippon.com/ja/features/h00257/)」によると、高度経済成長期の1962年度には1人あたりの年間米消費量が118.3kgだったのに対して、2016年度には54.4kgと半減しているそうです。これも“食の多様化”や家族内での“バラバラ食”が進んだからなのでしょうか。
パンの“多様化”が進み、「たまごサンド」や「フルーツサンド」など不偏のメニューもある中で、高級食材を使ったパンが登場したりと日本のパン業界は進化を遂げています。今回は高級食材「トリュフ」を使ったパンがあると聞き、2018年12月にオープンした「トリュフベーカリー 三軒茶屋店」に行ってみました。
■トリュフベーカリーとは?
トリュフベーカリーは2017年12月に門前仲町に第1店舗をオープンしました。このベーカリーは高級食材を取り入れた新感覚のパンを提案するベーカリーショップで、「普段ほとんど関わる事がない専門食材をもっと身近に感じてほしい。専門食材を毎日の食シーンのどこかで味わってほしい。」という思いをコンセプトに、全て無添加の拘りの食材を使用しています。子供から大人まで安心して楽しめるこのベーカリー、2018年12月には第2店舗目を世田谷区・三軒茶屋にオープンしました。
■スタイリッシュな店内
「トリュフベーカリー 三軒茶屋」の店内は、白を基調としたスタイリッシュな空間を演出しています。また所々にウッディな装飾を取り入れることで、どこかアットホームな雰囲気を感じる店内になっており、街のパン屋さんとして根付いています。
■仕入れのプロがこだわる「高級食材×パン」とは
「トリュフベーカリー」は、フランスやイタリアなどヨーロッパ各国の食材を輸入・販売する株式会社ドレステーブルがプロデュースした初のパン屋さんで、看板メニューの“白トリュフパン”以外にも、カナダ産一等級の小麦粉やフランス産の塩を使用するなど、細部にまで拘ったパンを提供しています。
さてそれでは噂の“白トリュフパン”を実食!
と思ったら売り切れでした・・・。お店に行った時間が遅かったのか・・・。仕方ない、今回は別のパンをいただくとしよう。ということで今回頂いたのは“チキン&セミドライトマトのサンドイッチ”。お昼時だったこともあり、少しボリューミーなパンを頂くことにしました。
それではいざ実食!
今まで食べたパンとは明らかに違いました。外が「サクッ」中は「もちっ」という表現が月並みかもしれませんが、1番しっくりくるのではないでしょうか。中に入っているセミドライトマトの酸味とチキンのジューシーさが上手く混ざり合い、何とも食べ応えのある一品でした。
次に来た時にはちゃんと“白トリュフパン”を食べよう・・・。
■Fuglen Tokyo
また「トリュフベーカリー」では、あのNY Times紙の記者を「世界で最高、飛行機に乗ってまで食べにいく価値あり」と唸らせたノルウェー発のコーヒーショップ「Fuglen」のコーヒーを提供しており、パンと一緒に楽しむコーヒーにまで拘っています。
三軒茶屋に寄ることがあったら、コーヒーとサンドイッチ片手に古着屋巡りもいいかもしれませんね。