京都府宇治市にある「宇治上神社」は、1994年に「古都京都の文化財」の構成資産の一部として世界文化遺産に登録されました。平安時代後期に創建されたと伝えられており、現存する最古の本殿としても有名です。また、拝殿は鎌倉時代に建造され、いずれも国宝に登録されています。
宇治上神社には菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)が祀られており、学業成就や合格祈願などのご利益があるとされています。境内に入ると最初に見えてくるのが拝殿です。さらに境内の奥には、重要文化財の摂社である「春日社」や「武本稲荷社」などがあります。全体的に落ち着いた雰囲気なので、ゆっくりと観光することが出来ます。
その他宇治市には、10円玉の絵柄で有名な「平等院鳳凰堂」もあります。宇治川を渡って徒歩15分程で到着するので、観光の際はぜひとも足を運んでみることをおすすめします。