京都と琵琶湖疏水に挟まれた東方の丘に本圀寺はある。取り立てて大きくもなく有名でもない、混雑することもなければ格別古いわけでもない。しかし10年ほど前に初めて訪れた時、そのあまりの黄金の多さに圧倒された -- 門に立つ守護神、屋根の装飾、灯籠、梵鐘、小さな鳥居や壮麗な龍。それは恐ろしく派手で独特な光景だった(最近控え目になったらしく、今や唯一黄金なのは龍だけだ)。しかし何故だか私は本圀寺に魅せられ、季節が変わるたびに訪れては、たくさんの写真を撮影した。朱塗りの橋を渡ったり、角を曲がると初めて見える赤い山門の姿を見るのがこの上なく好きだ。寺の雰囲気は最高で、特に黄金の龍からは目が離せない!
京都、本圀寺 (ほんこくじ)
黄金の龍の待つ寺

Cathy Cawoodによって
コミュニティライター

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巨大な石灯籠に巻き付く見事な黄金の龍。下部に置かれた水鉢めがけて、口から水を噴き出している。この水の中でお金を洗うとお金が増えるそうだ (著作権:Cathy Cawood)

この男性は水の中で小銭を洗っていたが、なんと1万円札や宝くじまで洗う人もいた! (著作権:Cathy Cawood)

本圀寺に行くには琵琶湖疏水に架かったこの橋を渡る。琵琶湖疏水とは琵琶湖から京都へ水を送る水路だ (著作権:Cathy Cawood)

本圀寺には2つの門があり、最初の門は赤く塗られている (著作権:Cathy Cawood)

本圀寺の2つ目の門両脇では、恐ろしげな守護神が寺を守っている。かつてはぎらぎら輝く黄金色だったが今回訪れた時には塗り替えられていた (著作権:Cathy Cawood)

第2の門の黄金の灯籠 (著作権:Cathy Cawood)

雪の日の本圀寺 (著作権:Cathy Cawood)

穏やかな面持ちで境内を見守る寺僧の彫像 (著作権:Cathy Cawood)

寺の軒下にある、木製の「象」の彫刻 (著作権:Cathy Cawood)

この美しい扉の向こうに何が秘められているのだろう? (著作権:Cathy Cawood)

本圀寺の優雅な鐘楼 (著作権:Cathy Cawood)

春、橋の袂に咲く満開の桜 (著作権:Cathy Cawood)
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