翠萌える大原三千院門跡

一隅を照らす これ即ち国宝なり

創建は傳教大師最澄上人。比叡山延暦寺を建立の際、草庵を結ばれたのがここ三千院の始まり。京都には数多い皇族・貴族が住職を務める門跡寺院であるが、ここ三千院は皇子、皇族が住職を務めた宮門跡。

「径寸(けいすん)十枚これ国宝に非ず、一隅を照らすこれ則ち国宝なり」最澄上人の言葉。財宝は国宝では無く、個人を満足させるもの。自分自身の立ち場所を良く理解し、その場所で惜しみない努力をする。そこに生じる光が即ち尊い国の宝だと云う。

この崇高なる教え、浄土のようなこの聖域では凡夫な私でさえ、とても素直に浸透されてしまいそうだ。

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