関西の三十三観音

100年の歴史を刻む苔生した石仏たち

日本の関西地区には、入口に寺の本尊である観音像 (慈愛の女神) を擁した三十三の寺社がある。観音は三十三身に変化 (へんげ) し、様々な力を持つことで知られている。それゆえ寺の数も三十三なのだ。これら寺社を巡る巡礼の旅を、西国観音三十三所巡礼と呼ぶ。三十三のどの寺にも観音像がある。この写真は京都北東部の赤山禅院で撮影したもので、これら石仏は100年の時を超え、今尚この地に佇んでいる。

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