神戸への旅行となると、三宮周辺が中心となる。
昼は三宮駅北側の異人館が立ち並ぶ北野町へ足をのばし、日が落ちない内に駅南側の旧居留地も散策する。
宿泊先をどこにするかだが、断然便利なのが「ホテル・トラスティ」である。
このホテルの魅力は、場所が旧居留地にあってアクセスがとても良いこと、ホテルが新しくきれいなこと、そして料金がとてもリーズナブルなことだ。
お金がふんだんに使える人は、このトラスティのもう一ブロック離れた高級ホテル「オリエンタルホテル」を選んだらよい。
すべてがゴージャズ。あなたをVIPとして扱ってくれるだろう。
だが、行き届いたクリーニングがなされた部屋であれば良い、夜目を閉じたら朝になっている部分にそれほど費用をかけることを好まない旅人であれば、さらに、食事は街なかのレストランの方に興味がある人であるなら、この「トラスティ」のようなホテルを選ぶという考え方に賛同してくれる人は多いのではないかと思う。
ダブルベッドルームがお薦めだ。一人で寝るのに十分快適である。
二人でもそれほど狭くは感じない。
ステューディオタイプで、旅行サイトで予約すると二人で1万3,4千円だ。
ただし、ルミナリエなど神戸の祭典のようなトップシーズンには4ヶ月前から予約を入れたい。
1ヶ月前には神戸中のホテルに空き室は一部屋もなくなってしまう状態だからだ。
ホテル館内のカフェレストランもなかなか快適である。
特別趣向をこらした料理はないが、前菜・パスタ・肉・魚などの一般的な料理の献立が揃っているから、天気の悪い日などは出かけずにホテルの食事が楽しめる。
私は行きたいレストランに予約を入れたらどんな天気でも出かけるが。
嵐でもない限り、三宮辺りでワインを2本抜いても散歩しながら夜風に吹かれて気持よく帰れる距離なのが何よりうれしいホテルだ。
道中も治安の悪そうな通りもないから安心である。