山形の山寺: 立石寺

山中に聳え建つ一大寺院群

山形市北東部に位置する山寺 (文字通り、山の寺) は、山頂高く聳え建つ寺院の数々と美しい景観で有名だ。東北の仙台から日帰り旅行を計画している人には絶対お薦めのスポットだ。山寺へ行くのは至極簡単で、山寺駅まで電車に乗るだけで良い。下車後5分歩けば主要なハイキングコース出発地点に到達できる (東京から来る場合も仙台経由で行くのが便利だ)。

江戸時代の著名な俳人 松尾芭蕉はこの場所を訪れ、ここで有名な俳句を詠んだ。本堂の正面入口へ向かう途中、芭蕉の銅像が建っているので要チェックだ。

山麓周辺にはたくさんの寺院が林立しており、その中に本堂、そして寺院群の中でも最古の根本中堂 ( こんぽんちゅうどう) がある。寺以外にも数えきれないほどの店舗が立ち並んでおり、地元商人達が観光客に軽食やドリンクを販売している。ハイキング出発前に何か買うのも良し、ハイキング後にここで休憩するのもいいだろう。暑い日ならここで水を買っておこう - 山頂に近付くにつれ、水の値段も上がるからだ。

ハイキング出発前、山寺の山門入口で300円の入場料を支払えば小さな地図をくれる。山門からおよそ1000段ほど石段を昇ればそこが山頂だ。山頂の五大堂から眺める山形市や連なる渓谷の眺めは息を呑むほど美しい。

山頂へ向かう途上には、各種堂塔や観光スポットが目白押しだ。例えば彌陀洞 (みだほら)や仁王門、開山堂や納経堂などだ。静寂に満ちた山寺は都会の喧騒から逃れゆったりくつろぐのに絶好の旅行先だ。

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