1958(昭和33)年に竣工した東京タワー(333m)は、2012(平成24)年に東京スカイツリー(634m)が開業するまで、長く関東一円にテレビ放送の電波を送り続けてきました。2015(平成27)年現在は、FMラジオなどの電波塔として機能しています。
東京タワー建設に携わった人々は、その姿を恋人のように想いながら作業をしたと言います。5年に一度、約1年かけてタワー全体の塗装補修を行っている平岩塗装の職人たちは、風の強い上空でペンキが飛散しないよう、今も手作業で塗装を行います。彼らは東京タワーの仕事に誇りを持って作業にあたっているそうです。
東京湾からの潮風、年平均13回の落雷、風雨や雪などによるアンテナ部分の障害など、東京タワーは様々な環境変化に絶えなくてはなりません。今日もたくさんの人々の温かい手に守られながら、東京タワーは、世界に知られる日本のアイコンとして、しっかりと東京の大地に立っています。
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