栃木県立博物館

宇都宮市内にある美しく興味深い博物館

熊、鹿、虫、古代の器、人骨や恐竜の骨、岩など、思いつく限りの栃木県の歴史に関係するものが美しい建物のなかにあります。そしてその建物は宇都宮の景観の良い公園の中にあります。

栃木県立博物館は宇都宮の中央公園の裏手にあり、建物そのものが、内装を含めすばらしい建築物です。目を引くのは、大きな南に面した壁で二階分の高さがあり半透明のピンクオレンジの大理石からできているようです。

博物館には、初めに螺旋状に傾斜した廊下があり、この廊下は最上階でもある二階へと続きます。二階では、二つのジオラマがあり、操作することができる双眼鏡、触ることのできる骸骨や足跡があります。(一つのジオラマでは、押すとライトを照らし、森の音が聞こえるボタンがあります。)剥製の動物は、子供にはリアル過ぎるようで、私の息子は後から「怖かった」と言っていました。

傾斜し、カーブしている廊下を登りながらいくつかの展示を見ることができます。もちろん、この廊下は、子供や車椅子の人にとって使いやすく設計されています。もし、エレベーターを使用したら、すばらしい展示が見られません。ちなみに、ベビーカーや車椅子は借りることができますよ。

二階まで登って上を見上げると、空が見え、太陽の光が大廊下に降り注いでいます。そして二階では、無意識のうちに「先史時代の生活」に引き込まれていくでしょう。

私の地元の日本人の友達は、子供とわざわざ時間をかけて、遠くまで恐竜展を見に行きます。「この町でも恐竜が見られる」 と言うとびっくりしていました。私にはこの博物館にある骨が、正真正銘のものかどうかは実証できませんが、先史時代エリアの恐竜は、投身大のようです。マンモスもいるし、ティラノサウルスは、全体像と骨格だけの展示が横に並んでいます。そうそう、恐竜が飛んでいる恐竜を見るのを忘れないようにしてくださいね。

先に進むと、パズルのようなピースを組み立てて古代のポットを復元することが楽しめます。

英語の表示がある展示もいくつかあります。他の部屋では、江戸時代、中世、古墳文化、地質時代、日本と栃木県の現代の様子、栃木県の発展、動物、キノコ、植物、岩性植物、ミネラル、化石、野生生物などの展示があります。ギョッとするような展示もあります。田んぼに生育する奇妙で謎めいた生物で成長したネコくらい大きいということ以外はザリガニのようです。また、ガラスのキャビネットの下にある何百もの引出しをチェックしてください。数え切れないくらいの標本が、発見されるのを待っています。

私たちが文化や人工物のエリアを歩いていると、スタッフの方が「質問があったらどうぞ」と近づいてきました。そして、古代文化の品々をたくさん日本語で説明してくれました。たとえば、女性が子供と農作業をするときに使っていた大きな籠が展示してあり、それは、収穫のために使うのではなく、持ち運び可能な赤ん坊用の遊び道具だそうです。

私は、一月の土曜日に博物館を訪れました。三歳になる息子は、無料で入場できました。高校生までの子供は、すべて無料です。夫と私は二人で500円払いました(一人250円ずつです)。もし喉が渇いたのであれば、一階に水飲み場があります。一日を過ごし、お昼ご飯を食べるのであれば、公園の緑を見下ろす大きな窓のある小さなレストランが2階にあります。もし、お天気が良ければ、公園でピクニックをするのもいいですね。

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