和倉温泉 七福神めぐり 2

信行寺書院

青林寺の近くには、「信行寺書院」があります。1909年に天皇家が初めて和倉温泉を訪れ、その際に天皇が宿泊する「御便殿」が建設されました。ここは大正天皇や昭和天皇が宿泊された場所で、威厳のある佇まいです。

御便殿は、2017年に国の有形文化財に登録されました。御便殿は全国的にとても珍しく、現存例が少ない建物です。建物には、宮内省の木曽御用林である檜材が使用されています。特に、廊下の「うづくり」と呼ばれる杉板が見どころです!うづくりとは、木の表面を丁寧にこすり、年輪を浮き上がらせる技法のことです。

境内の庭園には立派な松などが植えられていて、冬の時期に訪れると石川県特有の雪吊りの姿も見られます。庭園には、知恵の神様である福禄寿様の石像があります。

<和倉温泉 七福神めぐりシリーズ>

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