石川県七尾市にある「和倉温泉」には神社仏閣や広場などに七福神の石像があり、「七福神めぐり」を楽しむことが出来ます。
「少比古那(すくなひこな)神社」は、その昔湯の谷の温泉が湧き出た際に、住民が神の恩恵として大変喜び造営されたと伝わっています。創建当時は「薬師菩薩神社」という名称でしたが、その後1895年に現在の名称に変更されました。ご祭神は、少彦名命(すくなびこなのみこと)と市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)です。
こじんまりした神社ですが、とても歴史が感じられます。境内には立派な「夫婦神木」があります。ご神木のケヤキは樹齢500年以上と推定されていて、睦まじい檜とケヤキの姿から夫婦神木と名付けられました。また、境内の左側には毘沙門天様の石像があります。
<和倉温泉 七福神めぐりシリーズ>