金沢 兼六園

根上松~唐崎松

石川県金沢市にある「兼六園」は、江戸時代に造られた大名庭園です。岡山県の「後楽園」と茨城県にある「偕楽園」とともに、日本三名園としても大変有名です。歴代の加賀藩主によって造られた廻遊式の庭園で、六つの景観(六勝)から成っています。

六勝とは六つの優れた景観のことで、宏大(こうだい)、幽邃(ゆうすい)、人力(じんりょく)、蒼古(そうこ)、水泉(すいせん)、そして眺望を指しています。兼六園は、六勝を兼ね揃えている中国洛陽の湖園に似ていることから名付けられました。

兼六園には数多くの見どころがありますが、その中でも珍しい形をした「根上松(ねあがりまつ)」は必見です!大小異なる根がせり上がっている姿は、兼六園の名物です。13代藩主の斉泰公が、成長した松の土を取り除いて根をあらわにしたと伝えられています。

そして、兼六園といえば「唐崎松(からさきまつ)」の景色が有名です。冬の時期に見られる雪吊りは、兼六園ならではの趣ある景色です。

<兼六園シリーズ>

(注:兼六園は2020年4月現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休業しております。再開時期については公式ホームページをご参照ください。)

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