妙本寺

日蓮宗の寺院

鎌倉市大町にある「妙本寺」は、1260年に創建された日蓮宗の寺院です。この辺りには、もともと比企能員公(ひきよしかず)の屋敷がありました。

源氏と親交があった比企一族でしたが、源氏の政権が途絶えると北条氏と対立してしまいます。そして北条氏を中心とした大軍に攻め込まれて、比企一族はこの地で滅びました。その後、比企能本が比企一族を弔うために法華堂を建立したのが始まりです。

妙本寺の境内にある朱色の「二天門」には、見事な装飾が施されています。そして、その先には立派な「祖師堂」が見えてきます。祖師堂には日蓮の生前の姿とされる三体の像のうち一体が安置されていますが、通常は非公開です。

広大な境内は静寂に包まれていて、とても落ち着く場所です。春の季節には桜、そして秋は美しい紅葉を見ることが出来ます。周辺には、「本覚寺」や「八雲神社」などの神社仏閣が多くあります。

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