鎌倉 常栄寺

「ぼたもち寺」の異名を持つ小さな宝石

鎌倉は目立たずひっそりと裏通りに佇む、美しい小さな寺が多いことで知られているが、常栄寺もそんな寺の一つだ。1606年に建立されたこの寺は、何世紀にも渡り僧侶達の修行場として活躍した。この寺、「ぼたもち寺」という愛らしいニックネームを持っている。ちなみに「ぼたもち」とは、もち米と甘く煮た小豆で出来た日本のお菓子だ。この名は日蓮宗を開祖した日蓮にまつわる伝説にちなんで付けられ、毎年9月12日にはこの伝説を記念して「ぼたもち供養」が行われる。常栄寺は妙本寺をちょっと下った静かな住宅街の中にある。

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