小田原提灯

小田原提灯手造り体験

小田原で有名なものと言えば小田原提灯。 童謡「おさるのかごや」にも登場する独特の形をした提灯はその昔旅人たちの間で重宝された。

普通の提灯との違いは蛇腹の形状をしていて、折り畳んで携帯する事が出来る。 畳んだ時に本体部分が蓋に収まるようになっているそうだ。 なるほど旅人のために造られたわけだ。

城下町、宿場町として栄えてきた小田原。 旅人の為に造られ、旅人によって広まった提灯はこの土地の歴史とも縁深い。 毎年7月には「小田原ちょうちん夏まつり」が行われ3000を超える提灯が小田原城周辺を囲み、祭り会場の中心では特別に大きい提灯が飾られる。

小田原市観光協会では毎月第2、第4の日曜日、提灯の製作体験を楽しむ事が出来る。 (残念ながら英語の案内が無かった。)   材料費込み1,000円で提灯を造ることが出来る。もちろん指導料も込み。 予約は必要無しだ。 運がよければ英語の出来る方に教えてもらえるが、見よう見まねで特別に不自由は無いだろう。

私が訪れた日曜日は日本人観光客が何人かいた。 和紙とペン、クレヨンなどを受け取りデザインに取り掛かる。 デザイン部分が出来、赤い大きなスタンプを押すと見栄えがする。

竹ひごを木の枠に取り付けて骨組みを完成させたら和紙を貼り付けていく。 貼り付け終わると木枠がはずれ提灯らしい形になってきた!

本体の上下をインストラクターに手伝ってもらいながら、糊付けし提灯を完成させる。

完全に乾くまで3時間ほど要するが、完成するとアコーディオンの様に閉じたり広げたり出来、軽くて持ち運びにも便利なお土産のできあがり!

楽しくリーズナブルに提灯が造れて特別なお土産としても云う事無しだ。 小田原に行ったら是非どうぞ!

0
0
この記事は役に立ちましたか?
JapanTravel.com のサービス向上にご協力ください。
評価する

会話に参加する

Thank you for your support!

Your feedback has been sent.