福井

2014/07/19

朝日山不動寺の仏像

陽のあたる場所の恐るべき不動明王

Takako Sakamotoによって

コミュニティライター

子安観音像のクローズアップ。小さな子供が足にしがみついている

剥き出しの岩肌を背に建つ子安観音像

水子地蔵堂。「水」は水、「子」は子供だ。「水に流された子供」という意味で、通常生まれてこなかった子供 (死産もしくは中絶された赤ちゃん) を指す

いろんな衣をまとった小さな地蔵たち

地蔵のクローズアップ。平穏な表情をしている

この不動明王も小さいが、恐ろしげな面構えだ

剣を手に持つ不動明王・・・ものすごく怒っている!

この不動明王も手に剣を持ち、衆生を災厄から守っている

こんなにあどけない子供の明王までが、我々を守っている

怒れる子供の不動像。やはり剣を構えている

福井市の朝日山不動寺 (あさひさんふどうじ) には、たくさんの仏像がある。１７１１年創設以来この寺は、福井の人々を災厄から守り続けてきた。「朝日山」とは「朝日のあたる山」を意味する。この寺が建てられる前、人々は度重なる天災に苦しんでいた。朝日の当たる場所に不動明王を置けば天災が鎮まる、との夢のお告げから、地元の人々は「朝日の当たる」足羽山の麓にこの寺を建立した。寺境内に居並ぶ恐ろしげな面持ちの不動明王を一目見れば、あなたもこの話を信じる気になるかもしれない!

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Takako Sakamoto

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