この写真集では「永遠 (とわ) の泰平」を願う禅寺、福井の永平寺を徹底解説する。シリーズ第４回目は、永平寺を訪れて最初に入る建物、吉祥閣 ( きちじょうかく) をご紹介したい。吉祥閣に入ると、まずは広々した畳敷きの部屋に案内される。この部屋で修行僧から永平寺の概要、参拝中の注意事項等の説明を受けるのだ。修行僧によれば、いくつかの伽藍内では僧侶間の会話は禁止されているらしい。また修行僧は、畳一畳の上で寝起きから食事に至る全ての生活を行うそうだ。畳一畳といえば、約０．９ m × １．７５ m の大きさだ。私と共に永平寺を訪れた西洋人の友人の身長は１９０センチ。彼には修行僧生活はとても務まらないだろう!
永平寺の他の写真はこの写真ストーリーを、詳細な歴史はこの記事、徹底ガイドの続きは下記のリンクをご参照頂きたい。
永平寺徹底ガイドシリーズ
01: 永平寺、その静かな参道
02: 永平寺の小さな神社たち
03: 永平寺の唐門
04: 永平寺の吉祥閣
05: 永平寺の傘松閣
06: 永平寺の承陽殿
07: 永平寺の仏殿
08: 永平寺の法堂
09: 永平寺の大庫院と浴室
10: 永平寺の中雀門
11. 永平寺の華麗なる山門
12: 永平寺の鐘楼堂
13: 永平寺の報恩塔
14: 永平寺の祠堂殿
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