歴史で習ったことのある島原の乱。キリスト教徒が起こした農民一揆ですが、江戸時代、日本が鎖国をすることになったきっかけとなる歴史的大事件であり、知っている方も多いのではないでしょうか。
その舞台となったのが、長崎県の南島原市にある「原城跡」。
ここは2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界遺産に登録された構成資産の一つになりました。
城といえども、その面影は今はまったく見られません。
そのため、より島原の乱を理解するためには原城を訪れる前に、有馬キリシタン遺産記念館に行かれることをおすすめします。
記念館で資料や映像などを見た後に原城の本丸に向かいましょう。
今は草原や畑となった広い敷地の中にある本丸ではすぐそばに案内所があり、無料でVRが体験できるタブレットが借りられます。(タブレットは日本語と英語に対応)
また、また、原城の敷地内はとても広く自然豊かなので、サイクリングで敷地内を回るのがおすすめ。
本丸の周りには駐車場はありません。
原城近くにある真砂というホテルのフロントでは、電動自転車がなんと無料でレンタルできます!
また、しっかり日本のキリスト教の歴史や島原の乱について学びたい方は、現地のガイドさんも手配できます。
南島原ひまわり観光協会では世界遺産コースがあり、有馬キリシタン遺産記念館と原城跡のどちらもガイドさんに案内してもらえますので、より詳しく歴史やその土地のことを学ぶことでできます。
ガイドさんは要予約。
南島原ひまわり観光協会のホームページや電話で予約が可能です。(日本語のみ対応可)
ぜひ南島原を訪れて歴史に残る島原の乱を学びに有馬キリシタン遺産記念館と原城跡を訪れてはいかがでしょうか。