京都・祇園町北側、白川巽橋そばの辻に佇む、「辰巳大明神」。京都御所の辰巳、すなわち南東の方角に当たり、御所の守護として建てられた。しかし正確な由緒がない。昔、まだ白川に橋が架かっていなかった頃、この辺りに住んでいた狸が芸妓さんたちを化かし、騙された人は川の中を濡れて渡らされた。その悪戯を鎮めようと祀ったという。実際、辰巳大明神は狸を祀っている。この神社は辰巳稲荷とも呼ばれ、狸の敵のような狐も祀られていて大変に面白い。祇園の茶屋が連なることから芸妓舞妓さんたちから伎芸上達のご利益があると篤く信仰されている。
京都祗園「辰巳大明神」参詣
舞妓芸妓が詣でる社

Shozo Fujiiによって
コミュニティライター

京都の花街・祇園は北側、白川巽橋そばの辻に「辰巳大明神」はある

鳥居と祠だけのとても小さな神社で、本殿や拝殿はない

舞妓さんや芸妓さんが伎芸上達の祈願に詣でる

「祇園のお稲荷さん」あるいは「辰巳稲荷」とも呼ばれている

まだ白川に橋が架かっていなかった頃、そばの巽橋に狸が住んでおり、芸妓さんらが狸に化かされてしばしば川の中を渡ったという昔話がある。狸にいたずらをしないと祠に祀ったところ、狸のいたずらはなくなったそうだ。それでこの「辰巳大明神」には狸神が祀られている

元々は御所の辰巳の方角を守護する目的で建立されたというが由緒は定かではない

辰巳大明神は朱色の鮮やかな玉垣に囲まれている。玉垣には京都のお歴々のお名前がある。片山 九郎右衛門(かたやま くろうえもん)はシテ方観世流能楽師の片山家の当主が代々名乗る名である

切通は白川巽橋を渡った細い路地の名前である
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