権現堂桜堤

1000本の桜と河川敷の菜の花の美しいコラボレーション

Wakatsuki Mirei   2015/02/22によって

埼玉県北東部に位置し、千葉県と茨城県と接している幸手市にある県営権現堂公園。中でも、春になるとソメイヨシノが1kmにわたって咲き誇り、桜のトンネルを作る堤は「権現堂桜堤」ともよばれ関東有数の桜の名所。

権現堂堤が花見客でにぎわうようになったのは大正時代から。その後、昭和20年の敗戦により燃料として桜の木が伐採されてしまいましたが、昭和24年に3,000本の桜の苗木が植えられ、今はその中の約1000本が残っています

毎年3月下旬から4月上旬まで開催される「幸手桜まつり」には、約100店の露店が出店し、多くの来園者が訪れます。ここの桜は道の左右に桜が1列ずつではなく、3列、4列と木が並んでいる場所も多いため、立体的かつ密度の高い桜を見ることができます。

露店で買った食べ物を片手に桜のトンネルを満喫したあとは、ぜひ菜の花のじゅうたんが広がる河川敷へ。堤周辺の河川敷には菜の花畑が28000㎡にわたって広がっており、桜のピンクと黄色のコントラストがきいていて、とても鮮やか。

桜まつり期間中は、夜間のライトアップもあるので、少し混雑も緩和される夕方から見に行くのもおすすめです。

花見スポットとしては有名な権現堂堤ですが、桜の季節が終わってからは閑散としてしまうことから、市民の憩いの場所にしようという想いで平成8年に幸手権現堂桜堤保存会が発足。それ以来、保存会を中心に、「四季折々に咲く花を」と、あじさいの花をはじめ、さまざまな花が植えられました。現在は、桜まつりだけでなく、6月にはあじさい祭り、9月には曼珠沙華祭り、1月には水仙まつりが開催されていて、年間が220万人もの人が来園する1年通して花が楽しめる場所となりました。

まずは、春に訪れて、圧巻の桜と菜の花を体験してもらいたいですが、その他の季節もぜひ訪れてみてほしいです。

Wakatsuki Mireiさんによって書かれました。
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Yui Yamaguchi 3年前
青空、淡いピンクの桜、まぶしいくらい黄色い菜の花と、本当に規模の大きなデザインですね。桜の季節は必ず雨が降り、桜の花びらも散って、もののあわれを醸し出していますね。
Wakatsuki Mirei 執筆者 3年前
コメントありがとうございます!桜と菜の花のお花見スポットは数多くありますが、こちらは本当に広大な敷地で圧巻です。