秋色の山肌・・・でも頂上は霧
10月になると、日本列島を北から南へ、紅葉前線が移動する。この時期、栃木県那須の茶臼岳（標高1915m）には、関東で最も早い紅葉が訪れる。茶臼岳は、1万6000年前に形成された活火山で、今も噴気活動を続けている。天候は変わりやすく、麓では穏やかに晴れていても、山頂付近ではほとんど視界もきかず、冷たい霧と雨に凍えることもある。フリースやウィンドブレーカーをお忘れなく。JR東北新幹線「那須塩原」駅または宇都宮線「黒磯」駅からバスに乗り、1時間程で那須湯本温泉を経て、ロープウェイ乗場に到着する。9合目まではロープウェイで上り、約40分の登山をすれば那須連山の主峰、茶臼岳山頂に立つことができる。
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