若い頃から僕は、空手やマンガ、ビデオゲーム ( 特にDBZ とストリート・ファイター ) の大ファンで、日本語と日本の文化にとても興味があった。そして昨年ついにパリの天理語学センターで「みんなの日本語」という教科書を片手に、真剣に日本語を習い始めた。一番初めに習ったのはもちろん「おはようございます、こんにちは、こんばんは、さようなら」という挨拶言葉だ。
でもたった一人か二人の教師に新しい言語を学び、その上毎日練習する機会もない場合、習った言葉や文章のいろんなバリエーションを聞く機会はない。するとどんなに教師が有能でも、言語の習得に時間がかかってしまうのだ。
そんなジレンマに悩んでいた僕に2014年の8月、日本を訪れる機会がやってきた。本場の日本語を練習できるチャンスだ。そこで僕が学んだことは、クラスルームで勉強する日本語と、実際に日本人が日常生活の中で使う日本語には大きな差があるということだった。実際たった3週間日本に居ただけだが、パリで1年間学んだ以上の事を学ぶことができた。
この貴重な体験: 僕が学んだ日本各地で実際に使われている「こんにちは」と「さようなら」のバリエーション: を、世界の皆さんと共有したいと思う。東京、京都、そして沖縄で、僕は数多くの人にこの二つの言葉をカメラの前で喋ってくれるようお願いした。それをビデオにまとめたので、どうぞご覧下さい!