星野リゾート界 長門

藩主を癒した温泉街で 新しい雅を体験する

王道なのに新しい― その地の良さを最大限に生かしたおもてなしで知られる「星野リゾート 界」が長門湯本温泉にオープン。温泉街を流れる音信川のように、静かで穏やかな時間に包まれます。

車で来館する際は、温泉街の裏側 (国道316号線側) から駐車場へ。

広々としたロビーからは温泉街を眺めることができます。

開放的なロビー
開放的なロビー

「長門五彩の間」は、かつて参勤交代の際に各藩の藩主が宿泊したという部屋をイメージし、しつらえられた和室です。

ポーチライトには萩ガラス、ベッドボードには徳地和紙、ルームキーには大内塗と、山口県内各地の工芸がふんだんに盛り込まれています。

「長門五彩の間」。モダンなデザインの徳地和紙がアクセントに
「長門五彩の間」。モダンなデザインの徳地和紙がアクセントに

お茶菓子と生姜湯がいただけます。大内塗のキーホルダーにも注目!
お茶菓子と生姜湯がいただけます。大内塗のキーホルダーにも注目!

又、星野リゾート界ではおなじみの「ご当地楽」では、下関市特産の赤間硯を用いた「墨あそび」を体験することができます。

作務衣に着替えての体験なので服が汚れる心配もありません。墨の質感を感じながら自由に文字を綴る時間も、かつては当たり前のことだったのかもしれませんが、とても贅沢な時間であるように感じます。

墨の香りが漂うひととき
墨の香りが漂うひととき

旅の計画を立てる時に活躍するのがトラベルライブラリー。コーヒーや紅茶を飲みながら、読書や旅行計画、ちょっとしたおしゃべりにぴったりな落ち着いた空間です◎

大きな窓とシックな中庭が印象的なトラベルライブラリー前
大きな窓とシックな中庭が印象的なトラベルライブラリー前

明るすぎない照明とふわふわのソファでリラックス~♪
明るすぎない照明とふわふわのソファでリラックス~♪

湯本温泉街に出るならこちらから。温泉街は2020年「そぞろ歩きが楽しめる」をテーマに、より自然を活かした姿にリニューアルされました。暖簾をくぐると、川のせせらぎや足湯など静かで非日常的な空間が広がります。

この先は温泉街♪
この先は温泉街♪

ちなみに、長門湯本温泉は800年前に住吉大明神のお告げにより発見されたと言われています。「神授の湯」とも称されるお湯は、化粧水の成分に近いことから「美肌の湯」とも。大浴場は内湯が2つと露天風呂のシンプルなつくりですが、内湯は源泉かけ流しで「神授の湯」が堪能できます。

湯上がりには牛乳…ではなく日本酒と夏みかんジュースがお出迎え。アイスキャンディーも充実♪
湯上がりには牛乳…ではなく日本酒と夏みかんジュースがお出迎え。アイスキャンディーも充実♪

夕食は季節の会席料理。瀬戸内海と日本海に挟まれた山口県、特に日本海側に位置する長門は仙崎イカをはじめとした豊富な海産物で知られています。部屋食ではありませんが、半個室になっているので周囲を気にすることなく食事を楽しむことができます。

こちら夕飯です!
こちら夕飯です!

朝食はしっかりとした和食。朝食後に売店でどら焼きを買う予定でしたが、お腹いっぱいで断念。

最終チェックアウトは12時なので、朝食後もゆっくりすることができます。

かまぼこ食べ比べが印象的でした
かまぼこ食べ比べが印象的でした

筆者初だった星野リゾート。段違いのおもてなしに圧倒され、あっという間に12時になってしまいました(笑)

星野リゾートを満喫するためなら公共交通機関を利用するのも”アリ”だと思いますが、前後に旅程を組む予定なら車での移動が断然効率的です◎

0
0
この記事は役に立ちましたか?
JapanTravel.com のサービス向上にご協力ください。
評価する

会話に参加する

Thank you for your support!

Your feedback has been sent.