川口市グリーンセンターは、「日本の都市公園100選」に選定されています。植木の栽培が盛んな川口市の、バラエティーに富んだ植物の展示がされています。パワースポットとして鍾乳洞岩石などが園内各所にあり、それらを見つける宝探しのような楽しみもあります。
早春の梅まつりに始まり、満開の桜や一面に咲き乱れるツツジへと、お花見のシーズンは続きます。ぼたんや花ショウブで初夏を感じ、紫陽花が咲き梅雨が来て、新緑の清らかな夏へと移ります。秋は紅葉が木々を艶やかに染めて、丹精込めて育てられた菊花を愛でながらお月見。冬が来て、降り積もった白い雪の上に真紅の椿やさざんかの美しいコントラスト。そこに一年を通して野鳥が飛来し、季節を告げる鳴き声が聞こえてきます。
日本の伝統的な行事も、季節に沿って行われています。梅林で琴の生演奏、節分豆まき、こいのぼりの群雄、盆栽展、七夕、蛍鑑賞、茶室のお茶会、餅つきなどがあります。四季の移り変わりと生活が密接に関わりあう、日本人の繊細な美意識が感じられます。
結婚式も挙げることが出来る「大集会堂 シャトー赤柴」。1967年9月埼玉国体夏季大会の折、現在の天皇・皇后両陛下も宿泊されたことがあります。ヨーロッパ調の建物と良く手入れされた庭園は、当時から今も変わらぬ美しさで訪れる人を魅了しています。また、映像の街でもある川口の特徴から、テレビドラマや映画のロケ地にも頻繁に使われています。
わんぱく広場や大型遊具などもあり、広い自然の中を駆け回って遊びたい子どもにも最適です。四季の移ろいを感じたい大人には、目の保養・頭の休養・感性を瑞々しく甦らせて、明日からの英気を養う。そんな休日になりそうです。