日光 滝尾神社の境内 4

運試しの鳥居

栃木県日光市にある「滝尾神社」は、820年に弘法大師によって創建されました。弘法大師とは空海のことで、滝尾神社の入口手前に流れる「白糸の滝」で修行していました。

ご祭神は田心姫命(たごりひめのみこと)で、安産や子授けの神様として知られています。滝尾神社には、「運試しの鳥居」と呼ばれる石鳥居があります。1689年に3代将軍徳川家光公の家臣である梶定良(かじさだよし)が奉納し、現在では重要文化財となっています。鳥居の中央上部にある穴に石を3回投げて、1つでも入れば願いが叶うと伝えられています。

運試しの鳥居に到着する手前に、「影向石(ようごうせき)」と呼ばれる祠のような石があります。影向とは仏や神が仮の姿で現れることで、滝尾神社の創建時に弘法大師が祈願したところ奥にある大岩に女神が現れたと言われています。

滝尾神社の境内は広大なので、ゆっくりと観光されることをおすすめします。運試しの鳥居にもぜひ挑戦してみましょう!

<日光 滝尾神社シリーズ>

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