日光 霧降の滝

霧ふる森の神秘の滝

霧降の滝は、落差73mを二段に分かれて流れ落ちる優雅な滝だ。上段は岩肌に沿うように垂直に、下段は幾筋もの支流に分かれて落下する。岩床にあたった水が、しぶきをあげて舞い上がり、周囲が霧のようにかすむことからこの名がついた。10月の末には紅葉が見頃を迎え、霧降の滝のまわりは美しく色づく。現在は滝壺への道は立ち入り禁止されており(北斎の絵ではかつて、すぐ近くまで近寄れたことがわかる)、木々の間を流れ落ちる滝の全貌を眺めるように、滝見台が作られている。バスは一時間に1本程度しかないので、車で行くことをお勧めする。シーズン中でも中禅寺湖方面に比べて混雑しないし、入場料、駐車場代とも無料である。

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