黒羽は、栃木県の北東部に位置する鮎の産地である。『やな』は、300年以上の歴史がある伝統的な漁で、夏の間、那珂川の上流に架設される。これは産卵のために川を下る鮎を、竹の簀の子に誘い込む仕掛けであり、この地方の夏の風物詩である。鮎は川で生まれた後、秋には海に下り、河口付近で冬を過ごす。翌春、体長5-7cmほどに成長すると、いっせいに川を遡り、産卵の時期には再び川を下る。黒羽の観光『やな』では、5月から10月末まで、那珂川沿いの施設で、獲れたての、新鮮な鮎の料理を味わうことができる。鮎の香りを楽しむには塩焼きが一番だが、刺身やフライ、釜飯など、いろいろな食べ方を試すことができる。塩焼きは一人前2匹で780円。
栃木 黒羽観光やな
那珂川の鮎を堪能する!
Tomoko Kamishimaによって
コミュニティライター
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