JR福井駅西口から西に真っ直ぐ伸びる中央通を進むと、その道路向こう一帯が福井随一の歓楽街「片町」である。
江戸時代、徳川家康の子、結城秀康が越前藩主となり福井城が築かれるとその城を中心に町並みが整備されていった。
現在も残る福井城址の西側に侍屋敷があり、そのさらに西に町屋敷が広がっていたのである。
当時の町名の呉服町や片町は今では町内自治会にその名を残すのみであるが、片町という名は多くの市民に愛称として親しまれている。
片町には100軒以上の飲食店が集中する歓楽街だ。
宿泊先をどこにしようかと思案する旅行客は、ナイトライフを絡めてであれば、「福井パレスホテル」はとても使いやすいだろう。
片町内には他にもホテルはあるが、この「福井パレスホテル」はあまりビジネスホテルっぽくないゆとりを感じさせてくれるホテルだ。
実際、ここの宴会場は婚礼や各種パーティーがよく開催されていることも、福井市民から相応の品格を戴いている証左となるだろうか。
片町のやや南際に位置する福井パレスホテル。
車の往来や人混みも少し穏やかになってホテル周辺は割合静かだ。
部屋はビジネスユースのシングルからゆったりのダブルまでいろいろなタイプが選べる。
また、同じ福井パレスホテルグループの「福井パレスイン」という格安ホテルが片町の東端、フェニックス通沿いにある。
ここは宿泊だけでインターネット予約すると部屋によっては\4000-を切るタイプもあるから、そのような宿を求める人には良い選択肢になる。