2014/07/21

福井城址お堀の灯り

夏の夜のお濠イリュミネーション

Takako Sakamotoによって

コミュニティライター

福井城址通路を灯す温かな灯籠の光

御本城橋に置かれた灯籠に「東郷街道」と書いてある。東郷って、あの東郷平八郎? どうして東郷さんの名がこんな所に? 要チェックだ!

お馴染み福井藩初代藩主、結城秀康の銅像も、温かな灯籠の灯りに照らされ、今夜ばかりは違って見える

この灯籠、何か意味のある配置だと思うが、上から見なければ読み取れない

県庁舎前ではジャズコンサートが行われていた。普段はいかめしい県庁舎も、今夜は一味違って見える

ジャズバンドがお馴染みのスタンダードナンバー、「ナイト・アンド・デイ」や「スターダスト」等を演奏していた。涼しい風の中のジャジーな夜、最高だ!

これはおもしろい! 遠くから見ると小さな石の祠に見えるが、近付くとコンクリートのブロックだった。福井工業大学学生たちのユニークなアイデアだ!

福井城の御廊下橋に向かう。この橋には屋根が付いている

魚 ? が灯籠に描かれている。この灯籠、一見和紙製に見えるが、実はプラスチックで出来ている ( 叩いて確認した! )。表面を本物の和紙、もしくは「和紙もどき」でコーティングしている

お濠に浮かぶ美しい円形の灯籠、実はペットボトル製だ・・・環境に配慮したフェスティバルだ!

城址内の別の場所では、地元ポップバンドが演奏していた

ユニークな模様の浴衣姿でバンドの演奏を楽しむ、美しい西洋人女性

風情ある屋台が、夏の夜の城下のお祭りを一層盛り上げる

過去４年間福井城址では、毎年夏になると「お堀の灯り」と題したイリュミネーションイベントを開催している。福井に住んでもう４年になるが全くの初耳で、早速行ってみることにした。桜の時期のライトアップには何度か足を運んだが、今回は趣が違う。人も沢山出ており、と言ってもここは日本の中でも人口の少ない都市、福井だ。福井の人混みは人混みにあらず、全く苦にならない。城址の県庁舎ビル前ではジャズバンドが心地よいスタンダード曲を奏で、私の知る福井城址とは思えない雰囲気だった。福井で過ごす洒落た夏の一夜だ。

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Takako Sakamoto

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