京都八瀬、瑠璃光院はやすらぎの郷

大海人皇子が背中の矢傷を癒したかま風呂

ここは数年前に訪れている京都八瀬、瑠璃光院

元は京都府下出身の実業家の別荘だった。その後 (幕末の攘夷派公家の三条実美公が命名した) 料亭「喜鶴亭」になっている。料亭当時、大海人皇子 (おおあまのおうじ) が壬申の乱で負った矢傷を癒したと云う「かま風呂」は実際使用されていたようだが、諸処の事情により料亭廃業の折り、貴重な庭園や文化財等が損なわれる事を案じた光明寺が跡を継承し、2005年に瑠璃光院が誕生した。ちなみに光明寺は岐阜県所在の寺院である。私は瑠璃光院の参拝はもう5度目だが、かま風呂を見学したのは今回が初めて。地熱利用などで行われている砂風呂やサウナ風呂のような感じだろうか?皆さんも一度ご覧になって頂きたい。

瑠璃光院は普段は非公開の寺院で、新緑と紅葉時のシーズンのみの特別公開となっている。令和2年度の”秋の特別拝観”について、拝観希望者は事前予約が必要で、詳細は公式ホームページに同年9月中旬頃掲載予定となっている (2020年9月記事作成時、未確認)。

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