京都「Cafe Style Resort 嵯峨野湯」

銭湯を再生した陽だまりのようなカフェ

Shozo Fujii   2016/01/17によって

JR嵯峨嵐山駅からほど近い住宅地の中に銭湯があります。

大正12(1923)年に建てられた「嵯峨湯」はおよそ百年の間、地元の人たちの憩いの場でした。時代は進み、人々のライフスタイルが多様化して嵯峨湯はその使命を終え、2004年に閉館されました。

元々嵯峨嵐山の地域は鳥居本に代表されるように歴史的重要建築物がたくさん保存されている地区です。はたして、「嵯峨湯」は同じ湯でも「茶の湯」として生まれ変わり、再び憩いの場として蘇りました。

銭湯の名残のシャワーヘッドや鏡、床の昔風のタイルが昭和のレトロを彷彿とさせます。現代的な内装の手にかかると、シャワーヘッドなどはまるでアート・オブジェのようです。おそらく中古の家具でしょうか。あちこちから集められて来たと思しき無垢材のテーブルはすべてデザインがばらばらですが、温もりがあり、この「嵯峨野湯」のナチュラルな雰囲気にぴったりです。オーナーの趣味の良さを物語っています。

コーヒーはペーパーフィルターの少し濃い目。イタリアンではないのが私の好みでした。甘さ控えめのホイップクリームがたっぷり乗った厚めのパンケーキが人気です。

嵯峨野にお出かけになりましたら、ぜひお立ち寄りください。陽だまりに身を浸しているようなあったかいカフェです。

Shozo Fujiiさんによって書かれました。
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