小江戸川越の探訪

見る・食べる・昔に思いをはせる身近な観光地

川越は年間観光客約600万人を越える関東の有名な地方都市です。主な魅力は過去にあった大火を教訓にした蔵造りの街並み、約600年前に築城された川越城の城址館、城下町に多い寺社仏閣、江戸時代生産が盛んであったサツマイモを原料にした芋菓子などの和菓子屋などです。

私の自宅は川越から電車で10分くらいの隣の市に住んでいますので、当地にはたびたび訪れます。今回は退職した同業者の方たちの集まりの庭園巡りとして寺社、川越城本丸御殿に行きました。

中院(なかいん)は、寺社群がある地区の南端にある“天台宗の別格本山”というお寺です。境内に小さな枯山水の庭園があります。

仙波東照宮は寺社群地区の南側に隣接している徳川家康を祀った神社です。

この地区の中心にある喜多院は慈覚大師が830年に創建した天台宗の名刹であり、江戸城から移築された三代将軍徳川家光・春日局ゆかりの建物をはじめとする多くの文化財を所蔵している埼玉県を代表する寺院である。川越が“小江戸”と呼ばれるのはこの時代の縁があるからである。

川越城本丸御殿は街の北東部にある川越城の遺構である。現在に残る建物は、明治維新後の解体後再建されたものの一部であり、玄関・大広間と移築復元された家老詰所のみです。玄関に入ると廊下がぐるりと部屋を取り囲んでおり、大広間にいまだに残る松の絵の絵板戸を見ることができます。2010年まで2年半かけて改修保全工事を行い、文化財としての価値もまし一度は行って欲しいところです。ここは自宅から車で30分位のところなので、友人などを案内して1年間で3回訪れています。

川越は街の中心南北500メートルに蔵造りの街並みがあり、芋菓子などの食べ物の店など観光地らしいお土産物の店が続いています。

今回の庭園めぐりでは昼食は『割烹ささ川本店』でランチを食べました。1260円から2500円までお好みで味わうことが出来ます。

毎年10月中旬は川越まつりがあり、2日間で約100万人が訪れる大変にぎやかな関東では随一の山車行列があります。

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