ザ・キーストンガーデン

霊台橋を眺めながら、ゆっくり大人の時間を過ごす

Yui Yamaguchi   2015/06/29によって

母の知人のおすすめで霊台橋のたもと、ザ・キーストンガーデンにやってきた。霊台橋の辺りはお店、人家も殆どなく、見渡す限りの農地、原野、山林ばかりなで、このカフェレストランはひっそりと、そして目立った存在となっている。

古民家をリノベーションした家屋はダークブラウンの木目に自然光と照明のバランスもよく、また調度品と共にレトロにもモダンにも演出されていて、大変心憎い。大きな窓からは霊台橋の全景、山、空を望むことができ、すっかり脱帽だ。クツは脱がずに上がるように言われるが、これもおもてなしのひとつとのこと。

メニューはオリジナリティに溢れたもので、注文したキーストンコーク、オリエンタルココナッツプディングは絶品でありました。思わずレシピを聞いてしまったコークにはシナモン、カーデモン、クローブ、黒こしょう、その他隠し味となるスパイスと、美里町の湧き水がふんだんに使われているとのこと。プディングに関してはオーナーシェフの神戸さんが気さくにお話しくださった。「先日インドに行った時、食べ物も雰囲気も素晴らしいレストランで食事をしたときにデザートとして出てきたのが、プリンだったのです。こんな所なのにデザートがプリン?とがっくりしたんですが一口食べたところ、大変気に入りました。この味を確かめるべく翌日もそのレストランに足を運び、再現したのがこのプディングなんです。」外国人にも人気があるというのも、大きく頷ける。

ザ・キーストーンガーデンは食事がメインで、常に10種類のメニューが用意されている。神戸さんの信念は素材中心の調理、作り手の自己主張は排除して常に素材を活かすこと。体に優しい食材は水、空気のきれいな田舎の方が手に入りやすいだろう。「何も無い田舎で過ごす贅沢を海外の人にも経験して欲しいですね。こちらもご期待に添えるよう日々進化したいと思います。」

女性が一人でふらっとやって来て雑誌を読みながらお茶を飲んだり、忙しい一週間をのんびり食事をしながらリセットできるような、田舎の垢抜けたカフェレストランであります。

Yui Yamaguchiさんによって書かれました。
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