歴史 日光東照宮の秘技(2) Tomoko Kamishima 日光東照宮の絢爛豪華な装飾を企画・構成したのは、幕府御用絵師・狩野探幽(1602-1674)である。探幽は、陽明門や唐門、神庫などの建造物、すべてに施す彫刻デザインを担当し、その配置を決めた。総数は実に5173体。
歴史 日光東照宮の秘技(1) Tomoko Kamishima 日光東照宮は、それまで日本に存在していたどの社寺とも異なる建造物である。なぜ、どのような経緯でこのような特殊な建物が造られたのか、そしてその背景にはどんな思想が横たわっているのか、ガイドブックより、少しだけ奥の世界に入って日光東照宮の秘密を探ってみたい。
歴史 日光東照宮の秘技(3) Tomoko Kamishima 小堀遠州は、東照宮のグランドデザインに、密かに西洋の技術を応用したが、それによって、そこが聖域であることの異質さを効果的に表現することができたのである。
歴史 日光 中禅寺湖 Tomoko Kamishima 中禅寺湖は季節により、また一日の内でも時間により、様々な表情を見せてくれる美しい湖である。湖畔に寄せるさざ波、山から見下ろす遠景、雪解けの水音、新緑の香り、そして秋の華麗な紅葉と、その魅力は尽きない。
歴史 栃木 大雄寺の夏 Tomoko Kamishima 栃木県北東部に位置する大田原市黒羽の古刹、大雄寺は、1404年に創建した禅寺である。この寺の総門の扁額は、中国からの渡来僧である東皐心越の、美しい篆書体で書かれている