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戦禍と神戸大地震をも乗り越えてきた歴史ある異人館住宅群を訪ね歩いてみた。
そんな彼女たちの後ろ姿と窓越しの曇り空の間へ視線を行き来させながら、私は２杯めの冷たいビールが喉を伝わる感覚にゆったりとまどろんでいた。
結界石 報国寺の庭にある丸い小石は、関守石、留め石などとも呼称される、いわゆる結界石である。
丸一日続く能舞台は、基本的に5つの能演目により構成され、その中に「狂言」と呼ばれる滑稽な笑劇が散りばめられている。
見れば、紅の地に金色の日の丸が描かれた扇が棹の先についていた。義経は、扇を的に見立てた敵側からの挑戦と受け取った。
岩の上には丸い穴がいくつかあいており、白馬に乗った神が、この岩に降りた時にできた馬の蹄の跡であると伝えられている。
かずら橋は落武者が谷越えする時、自分が渡ったあと橋を切り落として敵の追随を防ぎ、山中深く逃げ込むために作られた。
これら５つの民家は全て、福井県の若狭、もしくは越前地方の実際にある村落からこの地に移設されたものだ。
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