山口県の萩城下町にある「菊屋家住宅」は、萩藩の豪商だった菊屋家のお屋敷です。現存する江戸時代初期の建造物で、主屋をはじめ本蔵や金蔵、米蔵そして釜場の5棟が国の重要文化財に指定されています。
約2,000坪と広大な敷地を持つ菊屋家住宅は、現在約3分の1が公開されています。新緑と紅葉の時期には、期間限定で「新庭」が公開されます。日本庭園は風情があり、とても心落ち着く場所です。特に書院からの眺めは最高に美しいです。
お屋敷の中には書物や美術品などが展示されていて、ゆっくりと見学が出来ます。伊藤博文公が海外で買ってきたお土産の柱時計や、明治時代に使用されていた電話機など貴重なものも展示されています。
外壁のなまこ壁もとても綺麗なので、必見です!この通りは「菊屋横丁」と呼ばれており、観光スポットでもあります。世界文化遺産の萩城下町を訪れた際は、ぜひ足を運んでみることをおすすめします!