桜が咲くにはまだちょっと早い3月中旬、長浜好きの友人に連れて来られたのがこの長浜城天守閣だった。
古くは今浜城と呼ばれたが、一国一城の主となった羽柴秀吉がこの地に城を築き、地名を長浜と改めた。
秀吉は城下町を造営して約7年間居城したようだ。あの有名な賤ヶ岳の戦いには、ここを本拠地として大勝して、威名を天下にとどろかせたと言う。
最上階はパノラマ展望台になっており、琵琶湖の湖畔はもちろんの事、小谷城址、彦根城、賤ヶ岳合戦地や関ヶ原合戦地まで数々の歴史的名所が一望できる。
これを見ただけでも長浜が戦国時代どれだけ重要なポイントであったかが分かる。