福井で有名な一乗谷近くの辺鄙な場所に、その小さく、簡素な神社は佇んでいる。安波賀春日神社だ。一乗谷観光用の地図に載っていて、訪ねる予定の美術館への途上にあったことから、この神社を訪れてみることにした。訪問の後、来て良かった、と思った。神社には人っ子一人おらず、過去何週間、ここを訪れたのは自分だけかもしれない、とふと思った。丘を登り、階段を数段、また数段と登る・・・この感覚、分かってもらえるだろうか。その簡素で素朴な美しさ、木々の佇まいに心打たれた。そこで木々に囲まれていた私は、ただ一人だった。そしてその孤独を、私は愛した。
福井 安波賀(あばか)春日神社
一乗谷近く、人里離れた丘に佇む小さな宝石
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Thank you very much Sho-san! In fact I tried to write like you do! いや、元の文章もリリカルだったんですが、ここまでではないんです。が、訳していたらついつい藤井さん節に引きずられ、というか影響されて、こんな風になっちゃったという(-_-;)でも、私もこの神社は全く知らなかったので、是非行ってみたいと思います♪
Shozo Fujii
11年前
美しい叙情的な表現ですね。訪ねてみたくなりました。
