厄除 西新井大師

交通安全祈祷や書の上達祈願など

Youko Oyamatsu   2015/06/28によって

「空海」こと弘法大師を祀る、関東厄除け三大師のひとつが、ここ西新井大師である。厄除けとは、厄災が多く降りかかるとされる年齢にあたる人の厄難を払い落とし、一年間の平穏無事や幸福を祈願する。平安時代にはすでに存在していたとされる、日本古来の風習である。

車祈願でも有名で、「身を正し車を清め事故は無し」ということで、車を買い換えた時・旅行前・法定検査時等、車・運転手・家族の安全を願い交通安全祈願を行う。日本中で、お守りやお札(護符)を車内にまつり、窓にステッカーを貼った車を見かけるのはこうした風習からである。お正月には、縄飾りを車のナンバープレート部分に飾っているのを見かけることがある。厄や禍(わざわい)を祓う結界の意味があるためだ。

こうした神社仏閣では、年中行事として様々な催しが開かれている。それは元旦の初詣に始まる。一年の無病息災を願って、節の分かれ目に豆(魔を滅する)をまく節分。お釈迦様の誕生日を祝う花祭り。全国各地からたくさんの風鈴が集められ、美しい音色が響き渡る風鈴祭り。7歳・5歳・3歳という節目に、子どもの成長を感謝し、健やかでありますようにとお祈りする七五三。年末には熊手市が開かれて、縁起物の熊手を求める多くの人で賑わう。そして大晦日、除夜の鐘を108つ打って年を越す。

日本には「弘法筆を選ばず」という有名なことわざがある。書の達人として知られた弘法大師は、どんな筆であっても変わること無く、見事な書を記した。「弘法にも筆の誤り」とは、弘法大師のような書の達人・名人でも時には失敗してしまうこともあるというたとえ。近年、日本の書が海外においても、インテリアとして人気が高い。一方パソコンやメールが普及して、字を書かなくなった現代日本人も多い。ここへ来て、もう一度日本の書の良さを見直し、字の上達を願って参拝してみてはいかがだろう。

Youko Oyamatsuさんによって書かれました。
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Yui Yamaguchi 3年前
確かに人生には山あり谷あり。谷底が深くならないよう、守っていただきたいものです。
Youko Oyamatsu 執筆者 3年前
Yamaguchiさん、コメント有難うございます!本当にその通りだと思います。1年に一度とか、何かの節目に参拝して自分に向き合う時間は、大切ですね。
Youko Oyamatsu 執筆者 3年前
岡本さん!そうだったんですね!緊張します;ここも気になっていたのに行けてなかった所で、今回初めて訪れて、通いたい場所の一つになりました。風鈴祭り是非行きたいです!
Yoshiko Okamoto 3年前
ゆーこさん、ここ私の地元なんです! 記事読んで、とてもうれしくなりました。